麻見和史「雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係」

 読み終えた本について。  今日も小説。  「捜査一課十一係」シリーズの第八弾。  今回は警察小説としてはあり得ない展開で、どちらかというとサスペンス要素多めといった趣だった。  これを持って、主人公の成長と捉えるのかどうか、判断に困ったが、話としては手に汗握る展開で楽しく読めた。 広島ブログ

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麻見和史「蝶の力学 警視庁捜査一課十一係」

 今日も読み終えた本について。  今日は小説。  麻見和史の警視庁捜査一課十一係シリーズ第六弾。  ドラマ第三弾の原作だが、ドラマは観ていない。  これシリーズ物で、同じパターンで書き続ける事を表面的には拒否しているので、毎回手を変え品を変えしてくるのだけれども、今回も事件的にはワンパターンなモノの、人の動きは結構新鮮に観る事が出来て。十一係がチームとして…

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一橋文哉「闇に消えた怪人 グリコ・森永事件の真相」

 今日も読み終えた本について。  今日はルポタージュ。  グリコ・森永事件のルポタージュ。  1996年に上梓された。  まだ、時効を迎えたばかりの頃の作品だから、奥歯に物が挟まったような言い方しか出来てないし、著者が警察の内部資料を精査し、様々な人物に取材に当たった総合的な結果を書いているが、書けない事が多数有るようで、面白いし、事件の核心を突いては居る…

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徳江かな写真集「かなでうた」

 今日も読み終えた本について。  写真集。  今回は徳江かなの2nd。  前作より過激かな。  でも、体格良い体付きが上手く活かされているのか、とにかくグラビア映えする。  そこが勝利の良作。 広島ブログ

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かなで自由写真集「みゅうみゅう日記」

 今日も読み終えた本について。  写真集。  今回は、かなで自由だ。  なんていうか、味わい深い感じ。  段々と良くなる構成になってる。  良作だ。  割と、肩の力を抜いて眺める事が出来る。 広島ブログ

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神宮寺ナオ写真集「Muse」

 今日も読み終えた本について。  写真集。  神宮寺ナオの。  なんか、最近の格好良いイメージの写真集となっている。そもそも、元々、かわいらしい人ではあったのだけど、背伸びしたここ最近でイメージが追っついたような写真集になっている。  と言うか、この写真集で一番一番しっくりくるイメージは、「頽廃感」だ。 広島ブログ

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高山文彦「どん底 部落差別自作自演事件」

 今日も読み終えた本について。  今回は事件ルポ。  内容的には、部落解放同盟員が自らに差別ハガキを送るという自作自演事件があったのだけど、それを追ったモノ。  結局、この本の内容が示唆するモノは「人に言葉は届くのか」という事。  事件なので犯人は居るのだけど、その犯人が行った事は部落解放同盟の運動に水を差すモノ。なので、それは取りも直さず、運動自体の今後…

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麻見和史「女神の骨格 警視庁捜査一課十一係」

 今日も読み終えた本について。  「警視庁捜査一課十一係」シリーズの第六弾。  シリーズ物はパターン化するのが常道だが、この作品は変化球で少しずつ変えてきている。  ただ、別の視点でパターン化した部分もあるが・・・・・・。  ただ今回は新本格派だ。  読者への挑戦付きだし・・・・・・。 広島ブログ

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司馬遼太郎「竜馬がゆく」

 今日も読み終えた本について。  司馬遼太郎の大河小説全5巻を半年掛けて読み終えた。  幕末の人の一人である坂本龍馬をモデルにした坂本竜馬の半生を描いている。  竜馬さん結構スーパーマン。  みんなに好かれている。だから反面的も追い。徳が高いのか、人望が熱い。だから、色々ミッションはひたすら成功。これ読んじゃったら、「凄い人がいたもんだ」ってなっちゃうよね…

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手塚治虫「手塚治虫アーリーワークス」

 今日は読み終えた本について。  ついこの間注文して届いた品。  結構高価な本。  そう、高価な本は手塚治虫には多いのだ。  それは良いとして、この本の中には2冊に分かれている。新聞連載作品を集めた本と、初期未発表SF作「ロマンス島」の2作構成の約500頁の作品となっている。  「ロマンス島」は一部欠落があるモノの、」ストーリーは分かるので発表に…

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小島寛之「完全版 天才ガロアの発想力」

 今日も読み終えた本について。  今日は数学の本。  著者によると中学生でも読み解けるように書いたとのこと。  因みにガロア理論の入門書だ。  有名な「5次以上の方程式に解の公式はない」というやつの証明をこの本1冊使って行っている。  ただ、ガロアの理論を身につけるためには体と群のことを知らなければならないので、まずは体の入門から。続いて群の入門…

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麻見和史「聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係」

 今日も読み終えた本について。  今回は「警視庁捜査一課十一係」シリーズの第五弾。  手が込んでいるし、犯人の動機も頷けるのだけど、ただ、「そう上手くいくか」という方法だった。  ただ、リアルなところとそうで無いところのバランスがこの作者の真骨頂だとこの巻で感じた。  そして、タイトルが脇と言うのも新鮮。 広島ブログ

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麻見和史「虚空の糸 警視庁捜査一課十一係」

 読み終えた本について。  警視庁捜査一課十一係シリーズの第四弾。ここから、シリーズの在り方が変わる。  今までは比較的早くに犯人が分かって、警察との対決が一つの軸だったが、ここからはギリギリまで犯人を分からないようにするスタイルに変化した。  特に今回は主人公達もミスリードがあったりと、みんなで作者の張った周到な糸に絡まれてみるのが一興のような話だ。 広…

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概論日本歴史

 今日も読み終えた本について。  吉川弘文館の日本史の概説本。  前書きにもある程度書かれていたが、内容的には、歴史ファンの入門書、高校の参考書、大学教養課程の教科書、そういったレベル。  古代から、現代(20世紀末)までを満遍なくする内容なので、個々の掘り下げは余りされてない。ただ、ちゃんとほぼ重要な事象は終えていて、因果関係もある程度掴める内容となっている。 …

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西崎憲「全ロック史」

 今日も読み終えた本について。  今日は、翻訳が本業の著者によるロックの入門書。  前史から、ごく最近のまで60年分くらいの実り多きこのジャンルを俯瞰している一冊。結構太いけど、あっという間に読めた。  一応、「史」と題名に記されているが、歴史書(若しくは歴史の専門書)では無い。あくまでも歴史を記した、若しくは出来事を時系列に並べた入門書だ。もっというと、ジャンルやバン…

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安田理央「日本エロ本全史」

 今日も読み終えた本について。  戦後まもなく以降のエロ雑誌史。  戦後混乱期のカストリ雑誌から話を始めて、最近のエロ本衰退までの歴史について。  その頃のエロ雑誌を紹介する本。年代順に。しかも創刊年代順で。  特徴は、前雑誌の創刊号の表紙を掲載していること。これが珍しいモノもあって中々。  こういう本、良いね。 広島ブログ

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須田桃子「捏造の科学者 STAP細胞事件」

 今日は読んだ本について。  毎日新聞の科学記事専門の記者によるSTAP細胞事件がまだまだ騒がれていた時期にいち早く纏められたルポタージュ。  当時、連日取材し報道していた新聞記者が、ホットな状態の情報を纏めあげたモノ。  科学に精通した新聞社の専門部署の記者が書いた物なので、ちゃんと科学物の読み物として読める。ここがこの本の一番のポイント。  で…

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中田元子「乳母の文化史 一九世紀イギリス社会に関する一考察」

 今日も読み終えた本について。  今日は乳母の歴史について。  題名の通り、乳母の歴史といっても中心に位置するのは19世紀のイギリスの乳母事情。当時の育児書や新聞の乳母募集の広告や当時の小説を紐解き、その状況を解き明かす。  最後に付録的に日本明治時代(つまり同じ頃)の乳母事情も明かす。  乳母の使用に関する話なので、それは取りも直さず、授乳に対する意識の…

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谷口ともみ写真集「裸夢音」

 お菓子系の懐かしい写真集。  谷口ともみはラッキークレープだね。  出た当初、手に入らなくて、その後あっという間に手に入らなくなって22年。殆ど中古市場でも見ることが無く、やっとの事で手に入った。  そんな写真集。 広島ブログ

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永岡怜子写真集「Period」

 今日も読み終えた本について。  写真集。  今日は、永岡怜子の3rd写真集。  前2作と雰囲気が違う。  撮影者が変わっているから。  撮影者は西田幸樹。光の使い方が独特な写真家。ここでも活かされている。それはそれは被写体が映える光の使い方が印象に残る写真が幾つもあった。  でも、前2作にある色っぽい感じは全くオミットされている。…

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水トさくら 写真集「恍惚」

 今日も読み終えた本について。  写真集。  今回は水卜さくらの。  撮影が小沢忠恭。  被写体も良いし、ファンとしてはついつい手に入れてしまった。  ただ、被写体の演技がいまいちなのか、そういう演出なのか、ポーズや表情がぎこちなかった。でも、生っぽさがなかった。  その違和感が特徴だと思う。  でも、決して失敗しているわけで…

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乃木蛍写真集「ホタルノネガイゴト」

 今日も読み終えた本につて。  今回も写真集。  乃木蛍の1st写真集だ。  良作だと感じた。  等身大の姿を上手く映し出せていると思う。  顔もスタイルも「トビキリ」というわけではない。  だけど、訴えかけてくる肢体をしている。分かるだろうか?とにかく、見たら分かる凄さなのだ。こんな力感の籠もった写真映えする肢体はそうそう観れる物では…

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歴史教育者協議会「もっと知りたい データが語る日本の歴史」

 今日は読み終えた本から。  歴史の通史物だが、視点が面白そうだったので手に取ってみた。  しかし、視点がデータという数量的な物なので、その物差しの少ない古代から中世までは本当に駆け足。そして、近世以降急激にデータが増えるので記事も増えるのは良いが、戦争だけは逆に確かなデータが少ないのか記事も少ない。  という事で、非常に偏った内容になっていた。  それが…

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寺本莉緒1st写真集「CURIOSITY」

 今日も読み終えた本について。  写真集4冊連続の4冊目。  珍しくタイムリーに話題の人の写真集。  別に判官贔屓だからと言うわけでは無いが、地元の人の活躍の足跡という事ならチェックせずにはおれない。  という事で、地元出身のアイドルの写真集。  一昨年の復活した「ミスマガジン」の一人として選ばれて凄く話題になっていた。グランプリではなかったが、…

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涼森れむ写真集「Remlist」

今日は読み終えた本について。  写真集第三弾。  涼森れむは良い。  でも、写真が暗い。  雰囲気は良いのだが、少し一本調子。  そう思ってしまった。  写真自体は素晴らしい。 広島ブログ

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稲場るか1st.写真集「B-Ruka」

 今日も読み終えた本について。  写真集第二弾。  今日は稲場るかの写真集。  顔は素朴だけど、身体は立体的という。  割と色々な表情もするし面白い写真集。  多分、彼女のキャラとはちょっと違う方向性だから、そういう意味でも面白い。  写真集は写真集のキャラとして成立している。 広島ブログ

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有季なお1st.写真集「秘密少女」

 今日は読み終えた本について。  今日から4日間、写真集について書く。  まずは有季なおの写真集。  値段が高いが分厚い紙を使っている。  まぁ。それは良いとして、細身の女の子の写真集。  ショートカットだし。  昔から、貴重なんだよ、ショートカットの人の写真集は。 広島ブログ

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麻見和史「水晶の鼓動」

 今日も読み終えた本から。  「警視庁捜査一課十一係」シリーズ第三弾について。  ドラマでは第二弾。  今回は、第一弾第二弾のように同じネタというわけでなく趣向を変えている。そして主人公の父親のことも少しだけ。  せつない話出会った、読後には。  でも結構風呂敷広げた派手な話なので、そういう意味ではドラマ向き。  ハッキリとしたことは、…

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麻見和史「蟻の階段」

 今日も読んだ本について。  麻見和史の「警視庁捜査一課十一係」シリーズの第二弾。  ドラマは、この作品が飛ばされて第三弾がドラマの第二弾の原作となっている。それは読んでみてよく分かった。  要は第一弾と一緒なんだよ。作品の構成が。ちゃんとブラッシュアップしてるし、このシリーズが主人公の成長譚なので成長も感じられる。でも、リライトだよなぁと思った。つまり、同じネタで…

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