ファミリー「ア・ソング・フォー・ミー」

 今日も聴いたCDについて。  今日はファミリーの3rdアルバム。  リック・グレッチがブラインド・フェイスを結成したために、メンバーチェンジして録音された作品。それにサックスも変わったし、という事で、メンバーチェンジによる演奏面での変化が大きいが、フロントマンが変わってないので、意外と連綿と続く音だ。  1970年初頭の通り、泥臭いサウンドになっている。良い意味で…

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ドゥービー・ブラザーズ「ドゥービー・ブラザーズ・ファースト」「ミニット・バイ・ミニット」

 今日は聴いたCDについて。  ドゥービーズの極端な2枚。  1stと1978年のヒット作。ある意味対極にある作品。ワイルド且つフォーキーなロックと、柔和でメロウなロックという。  この対比面白い。  ひとえに、トム・ジョンストンと、マイケル・マクドナルドのキャラクターの差だったりするのだが・・・・・・。  どちらが良い悪いではない。 …

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ニール・クリスチャン&ザ・クルイセイダーズ「FEATURINGジミー・ペイジ/ニッキー・ホプキンス/リッチー・ブラックモア」

 今日は聴いたCDについて。  ニール・クリスチャンのアンソロジー。  ジミー・ペイジ好きの私にとっては、ある意味全体3分の2程はジミー・ペイジのアンソロジーと化しているので、それで楽しめる。  残り3分の1はリッチー・ブラックモアのアンソロイジーともとれる。  リッチーは若くともやはりリッチーだった。  ジミーは、良くも悪くもセッションギタリス…

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ステファン・グラッペリ「ヤング・ジャンゴ」

 今日は聴いたCDについて。  ヴァイオリニストのステファン・グラッペリがジャンゴ・ライアンハルトの楽曲等を若いミュージシャンたちと演奏した盤。  どれも、若い人たちの胸を借りてリラックスして演奏している。  それにしても、気心の知れたフィリップ・カテリーンが素晴らしい。  広島ブログ

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パトリック・モラーツ&ビル・ブルーフォード「イン・トーキョー」、ビル・ブルーフォード / ミケル・ボルストラップ「シアー・レックレス・アバンダン」、ビル・ブラフォード「マスター・ストローク'78-'85」「アースワーク・コンプリート 24ディスク・デラックス・ボックス」「パーカッション・コレクティヴ」

 聴いたCDについて。  昨年買ったビル・ブラフォードのCDについて。  モラツ=ブラフォードのライヴアルバムは、ドラムとピアノによる即興演奏なんだけど、単なるアコースティック楽器同士ではなく、エレクトリック楽器も交えたライヴ。要はデュオの2ndの延長線上。  ブラッフォード&ボルストラップはモラツ=ブラフォードと同じピアノとドラムのデュオ。でも、ロックではなくジャ…

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フル・ムーン「フル・ムーン」

 今日は聴いたCDについて。  フル・ムーンの1972年の1stアルバム。  ニール・ラーセンとバジー・フェイトンのバンド、フル・ムーン。  そういえば、ラーセン=フェイトン・バンド名義の「フル・ムーン」なら聴いていたのだけど、こちらは遡ること10年弱なので、やはり、隙間の多い良い意味で1970年代初め頃の音だ。  これが良い。逆に良い。  ファ…

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ブルーノ・ワルター「ザ・コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション」

 今日も聴いたCDについて。  今日はワルターのコロンビア・レコードにおける全録音集。  結構、録音が色々良かったり悪かったりだが、ハイドンやモーツァルトからマーラーやRシュトラウスまでのドイツ物が中心。  そのどれもが活き活きと演奏されている。晩年の演奏だが、どれもハキハキしていてかなり迫力のあるカロリーの高し演奏ばかりだった。  月並みだが、やはりマー…

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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー「ドイツ・グラモフォン&デッカ録音全集」

 聴き終えたCDについて。  CDの方はとっくに聴き終えていたのだけど、DVDを観て無かったので観終わった今の段に書いてみる。  とにかく激しい。  そう思った。  だから、1947年の運命なんかもうカタルシスの連続。そういう演奏が真骨頂。ただ、当然それだけではない。  それでもやはり、昔の人なので、確固たる自分は持っている。それが上記の事なのだ…

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ワルター指揮コロンビア響演奏「ベートーヴェン:交響曲第9番『『合唱付き』」

 毎年、大晦日には第九を聴く。  今年はたまたまワルターのコロンビア録音全集を聴いている途中なので、上手い具合にタイミングを合わせて、ワルター晩年のコロンビア響とのステレオ盤を聴いてみた。  遅くて大きな演奏。  60年前の演奏だし、ワルターの録音のためだけに編まれた特別編成だけれども、熟れた感じが良かった。  そして、昔の人だからか、重心の低い腰の据わっ…

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ジャン=リュック・ポンティ「悠久なる宴~ベスト・オブ・ライヴ」

 今日も聴いたCDについて。  今日はジャン=リュック・ポンティの1997年リリースのライヴアルバム。久々に日本で発売されたアルバムだそうだ。しかも、80年代後半以降のアルバムからの選曲が中心なので70年代の様なプログレファンが好みそうなドラマティックな超絶ジャズロックを期待すると肩透かしを食らう。ただ、メロディが良いのは変わらないので、そこを中心にリラックスした演奏を聞くようになる。…

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コロシアム「タイム・オン・アワ・サイド」

 今日も聴いたCDについて。  今日はコロシアムの2015年のラストアルバム。  というのが、リーダーのジョン・ハイズマンがサックス担当のメンバーで奥さんのバーバラ・トンプソンの病気を理由に「このアルバムで終わり」ということにしていたので、ラストアルバムとなった。  もっとも、ジョン・ハイズマンが2018年に亡くなったので、それで全ては終わりなのだが・・・・・・。 …

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柴田聡子「がんばれ!メロディー」「SATOKO SHIBATA TOUR 2019 “GANBARE! MELODY” FINAL at LIQUIDROOM」

 聴いたCDについて。  柴田聡子の最近2作。  スタジオアルバム5枚目の「がんばれ!メロディー」と、それに伴うツアー最終日の模様を収録したライヴアルバム「SATOKO SHIBATA TOUR 2019 “GANBARE! MELODY” FINAL at LIQUIDROOM」の2作。今年リリースされた全て。  柴田聡子の決して熱心なファンではないが、彼女のオリ…

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アルティ・エ・メスティエリ「ティルト」「明日へのワルツ」「クイント・スタート」「ムラレス(壁画)」「アルティコレツィオーネ(蒐集)」「エストラツィオーニ(抽出)」「ファースト・ライヴ・イン・ジャパン(再燃)」

 今日も聴いたCDについて。  今回はアルティ・エ・メスティエリの7枚。70年代の3枚と、活動を再開した20世紀と21世紀をまたいだ頃の4枚。  アルティ・エ・メスティエリのイメージは70年代の3枚に尽きるのだろうが、実は80年代と活動再開以降柄今に至るまで活動は長いのだ。しかし、名実ともにプログレファンの心をくすぐるのは今回の7枚の時期だ。  今回は、来日を期に出…

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アレア「自由への叫び」「汚染地帯」「クラック!」「アレアツィオーネ”アレア・ライヴ”」「呪われた人々」

 聴いたCDについて。  昨年夏に買ったアレアの1stから5thについて。  Crampsレーベルの発売権が現在ソニーにある事から、ソニーからリイシューされたモノを手に入れた。  今までAscoltレーベルからリリースされた「1978」しか聴いてなかったので、メロディアスなジャズロックバンドという印象だったのだけど、1st~5thも似たようなモノだけど、もっと熱く激…

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ザ・クラッシュ「白い暴動」

 今日も聴いたCDについて。  今回はクラッシュの1st。  結構ポップなロックンロールアルバム。  パンクな苦手な私にとって、その「ポップな」という部分がなんとかこのアルバムを聴けるようにしてくれている気がする。  しかし、「パワーが妖しい」という帯の文句自体が妖しい。  聴いてもサッパリ、意味が分からないし。 広島ブログ

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10cc「オリジナル・サウンドトラック」

 今日は聴いたCDについて。  10ccの3rdアルバム。  非常にバランスのよろしいアルバム。  何がって。  ポップと前衛の。  どちらかというとデビューの頃にはファンキーなポップを追求していたこのバンドが、段々と、自らが足を着いているヨーロッパを自覚して表現しはじめたと考えるとわかりやすか。  という事で、クイーンの「ボヘミアン・…

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R.E.M.「マーマー」

 今日も聴いたCDについて。  今日はR.E.M.の1stだ。  R.E.M.といえば、私の歳くらいなら「ルージング・マイ・レリジョン」なのだけれども、当然このアルバムも知ってはいた。で、いつか買おうと思っていた。そもそも好きなんだよ。R.E.M.の様な音は。  このアルバムで有名なのは「レディオ・フリー・ヨーロッパ」だろうけど、初めて聴くって思ってたら、知っていた…

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ザ・スミス「ザ・スミス」

 聴いたCDについて。  今回はスミスの1st。  スミスは正直な話「ハンド・イン・グローヴ」しか知らなかったので、ここで、その曲を含む1stを手に入れることが出来たのは大きい。  どれも、雰囲気たっぷりで良いんだけど、どこか80年代の他の音と違う気がする。むしろ60年代の音に近い。60年代程明快にポップしている訳では無いのだけれども、どこか曖昧さを伴う60年代とい…

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ベル・アンド・セバスチャン「フルキズ・ソングス~アーリー・シングルス・コレクション」

 今日も聴いたCDについて。  今日は夏前に買ったベルセバのJeepstar時代のシングルコレクション。  ベル・アンド・セバスチャンはまたアルバムを買い始めたばかりだけど何とか何とかシングル・コレクションに手を出すとか。  でも良いね。どの曲も淡い輪郭で。  実は、どの曲がヒットしてとか全く知らないのだけれども、全てアルバム未収録の曲なので、ハッキリ言う…

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バグルス「モダン・レコーディングの冒険」

 今日も聴いたCDについて。  バグルスの2ndアルバム。  これ「ドラマ」イエスが崩壊して、ホーン&ダウンズのコンビが録音はじめたって話だったけど、ずっと、エイジアの始めが最後までイエスに残っていたダウンズ&ハウがはじめたモノで、一人でホーンが作り始めてダウンズはお手伝いしたと思っていた。  真相は、録音途中でエイジアが始まったみたいだ。  で、肝心の音…

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ブラック・サバス「ネヴァー・セイオ・ダイ」

 今日も聴いたCDについて。  ブラック・サバスのオジー時代のラスト作。一つ前の「テクニカル・エクスタシー」が非常にヘヴィーメタリックだったのに、このアルバムはリズムが立って、ブラック・サバスにしてはシンプルなロックンロールアルバムになっている。  このアルバムが一度脱退して出戻りしたらオジーの強い影響の下作られたのなら、その後の正式脱退もなんか頷ける気がした。  次作…

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ナショナル・ヘルス「オリジナル・ナショナル・ヘルス」

 今日は聴いたCDから。  ナショナル・ヘルスの未発表曲集。  殆どが、デビュー前のモント・キャンベルやビル・ブラッフォードが在籍していた頃の作品。  一部、デビュー後の音源もあるが、それは多分におまけ的だ。  このデビュー前の編成は、ブラッフォードファンの私にとっては前哨戦なので意義深い。  そもそもとして、この編成でデビューをもくろんでいたの…

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ローリング・ストーンズ「ロックンロール・サーカス」

   今日も聴いたCDについて。  この夏に、デラックス版がリリースされると知っておきながら買った一品。  ストーンズの「ロックンロール・サーカス」。  これ、ストーンズがホストを務めるテレビ番組なんだけど、ゲストが良い。デビューほやほやのジェスロ・タル、飛ぶ鳥を落とす勢いのフーに、マリアンヌ・フェイスフルにタジ・マハール。そしてなんといっても目玉のゲスト…

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パコ・デ・ルシア「魂」「アルモライマ」「パコ・デ・ルシアのアランフェス協奏曲」

 今日はついこの間買った2枚と夏に買った1枚のCDについて。  パコ・デ・ルシアだ。  フラメンコの「魂」「アルモライマ」なんだけど、これが、個性的。  「魂」は伝統的な各種舞踏音楽をオーケストラをバックに演奏したモノで、ジャズと出会った後の「アルモライマ」は伝統的な舞踏音楽とのフュージョン作品に聞こえる(スーパー・ギター・トリオデオ馴染みの、そもそも「広い河」が入…

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メビウス プランク ノイマイヤー「ゼロ・セット」

 聴いたCDについて。  今回は夏前に買って聴いた「ゼロ・セット」。35年くらい前のアルバムだが、発表されて10年経ってからテクノブームの真っ直中のイギリスで売れたアルバム。  クラスターの片割れとクラスターのプロデューサー、そこにグルグルのドラマーが入った作品。  ドラムがマニ・ノイマイヤーだけ有って、なんていうか、ドロドロというか、どこどこというか、例えば、クラ…

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アニマルズ「孤独の叫び」

 今日は聴いたCDについて。  今年の夏前に中古で買ったCDだ。  昔テイチクがリリースしたアニマルズのデッカ時代の全録音だ。  「孤独の叫び」が大ヒットしたので、そのイメージが強いけど、基本EMIコロンビアの時代と変わっていない。音楽的にイニシアチブを取っていたメンバーが辞めているけど、なぜか変わっていない。そう感じた。  この後、活動の場をアメリカに移…

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ジェフ・バーリン「チャンピオン」

 聴いたCDについて。  ジェフ・バーリンの1987年のソロアルバム。  形はメロウなフュージョンだけど、ジャズやロックの手練れ達がこぞって参加している為、かなりテクニカル。  ブラッフォードが好きで、そこで聴ける彼のベースが好きで、このアルバムまで追っかけたモノとしては思ったよりロック色が薄くて、メロウだったので驚いた。 広島ブログ

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デイッド・ボウイ「ザ・シングルス・コレクション」「ZEIT! 77-79」

 今日は買ったCDについて。  デビッド・ボウイの2アイテム。  EMIで出したシングルのコレクションと、ベルリン三部作と同時期のライヴ盤のボックスセット。  どうが良いという事も無い。  なんていうか、シングルコレクションで色々と幅広い音楽性を知り、ベルリン三部作のボックスセットでその内の一部を突き抜けてみた。  デビッド・ボウイはなんていうか…

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カーヴド・エア「ザ・セカンド・ブリティッシュ・ミーティング 1972」

 今日も聴いたCDについて。  カーヴド・エアの発掘ライヴ音源。  マイク・ウェッジウッドが在籍していた頃の、丁度初ライヴ音源だそうだ。  音質はまぁまぁ。  圧巻は、スタジオ録音から拡大解釈でよく演奏されている「ヴィヴァルディ」だ。兎に角楽しい。  それより何より、彼らのライヴを聴く楽しみはスタジオ録音にはないパンチ力だ。兎に角コイツを、こ…

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ニュークリアス&イアン・カー「熱帯~ヴァーティゴ・レコーディングス1970-75」、ニュークリアス・ウィズ・レオン・トーマス「ライヴ1970」

 今日も聴いたCDから。  今回はニュークリアスの2アイテム。  一つはこの春に買った6枚組のヴァーティゴレーベルのスタジオ録音全集。これ9作を6枚のCDに詰め込むというクラシックで良くある悪しき纏め方の箱物。ギュウギュウ詰めにする為に、1つのアルバムが複数のCDにまたがるという。これやられると、聴く方の集中が途中変なところで途切れるのだ。レコードをA面B面で切り替えるのとは…

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