バレンボイム「ベートーヴェン:三重協奏曲、交響曲第7番」「エルガー:三海の絵、ファルスタッフ」「ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、チェロとチェロ・アンサンブルのための編曲集」「モーツァルト:ピアノ三重奏曲集」「バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻、第2」「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲」「ドビュッシー:幻想曲、「海」、ソナタ集」

 聴き終えたCDについて。  ここ1年ほどの間に買ったバレンボイムのCD。  何年か、パラパラとしかかってなかったので取りこぼしが多いし、そもそもここ数年非常に精力的にリリースしてるして、最近のモノをアップアップしながら追いかけてきた。  一作だけ、少し前のワーナー時代のモノ(バッハの平均律クラヴィーア曲集)があるが他は近作だ。  ドイツ・グラモフォンとデ…

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キャラヴァン「Who Do You Think We Are?」

 聴いたCDについて。  キャラヴァンの50年オーバーのキャリアの集大成ボックス。  ただ、現役のバンドのため来月早々にはニューアルバムが出るという・・・・・・。  でも、ニューアルバムを買う前に、それまでの全てのアルバムを手に入れたいという人にとってはお徳用ともいえるが、全オリジナルアルバムに既発未発取り混ぜたライヴCDを追加してのこの箱はヘヴィーすぎる気がしない…

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テン・イヤーズ・アフター「Ten Years After 1967-1974」

 聴いたCDについて。  テン・イヤーズ・アフターがデビューしてから一旦解散するまでの時代アルバムをクリサリスがボックスに纏めた。  これは、初期のデラム時代の3作も含んでいる。  ついでにいうなら、5作目までデラムからだが・・・・・・。  まぁ、それは良いとして、クリサリスは今ワーナーの傘下かと思ったらワーナーから離れているようだね。まぁ良いけど・・・・…

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ジョン・バルビローリ「コンプリートRCA&コロンビア・アルバム・コレクション」「ワーナー録音全集」

 今日も聴いたCDについて。  バルビローリのSONYとワーナーの録音全集。  これで彼の主要な録音は全て揃う。  ワーナー(EMIが主)のマーラーが個人的には白眉かな?  他にも、ウィーン・フィルとのブラ全とか、手兵ハレ管とのシベリウスの交響曲全集も決定盤的だ。  でも、やっぱりマーラーだなぁ。  ベタだけど、ベルリン・フィルとの交響…

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シャルル・ミュンシュの遺産~DECCA録音全集、他

 聴き終えたCDについて。  ミュンシュのDECCA録音全集。  ミュンシュといえばボストン響時代のRCAや晩年のパリ管時代のEMIの印象が濃いがその中間に当たるDECCA時代もある。  様々なオケとの演奏なので、特定のイメージがあるわけではないが、しかしながらどの演奏も熱気溢れるモノになっている。  というか、DEECAの録音だけで無く、現在のユニバーサ…

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スラットキン指揮リヨン国立管演奏「ラヴェル:歌劇「子供と魔法」/マ・メール・ロワ」

 今日も聴き終えたCDについて。  今回はスラットキンのNAXOS音源。  ここの所NAXOSの人となっているスラットキン。NAXOSの人となり立ての20年近く前のは彼の得とするところのルロイ・アンダーソンを吹き込んでいたが、ちょっと前まではラヴェルを吹き込んでいた。  その一作を買った。  スラットキンは軽快な人というイメージだったので、ラベルの音の万華…

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マズア指揮ゲヴァントハウス管演奏「ブラームス:交響曲全集、管弦楽曲集、協奏曲集」

 今日も聴き終えたCDについて。  マズアのブラ全。フィリップス音源。  マズアというと良い意味で中庸の極みといった所だが、すこしだけテンポが速く、軽めで聴きやすい。もっとアタックが強い印象だったのだけど・・・・・・。  まぁ、それは良いとして、1970年代の脂の乗っていた時代で、手兵ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管をしっかりと操っているので手堅いし、そもそも重厚だ…

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キリル・コンドラシン・エディション 1937-1963

 1年3ヶ月振りに聴いたCDについて。  別に、書きたくなかった訳では無い。ただ、読み終えた本の方が溜まっていたので,そっちを優先しただけのこと。  さてさて、今回はコンドラシンがドイツの放送局に残した放送用音源を集めた一品。  この手が得意なProfilレーベルからの13枚組ボック。  タコ13の初演録音が一番の目玉だと思う。  彼のスタジオ録…

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キース・ティペット

 今月の15日に亡くなっていた。  っていうのを、ついさっき知った。  もうずっと調子が悪かったのは知っているし、最近容体が良くなかったのも知ってはいたが・・・・・・。  二週間も気付かなかったとは・・・・・・。  しかしこれで、キング・クリムゾンの「キャット・フード」の50周年記念シングルを買う決心が付いた。  私の大好きなジャズピアニストだ。…

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スティーリー・ダン「キャント・バイ・ア・スリル」「彩(エイジャ)」

 今日は聴いたCDについて。  今日はスティーリー・ダンの1stと6th。  全然違うバンドのように聞こえて、寸分違わぬようにも聞こえる。  フュージョンのようで、フュージョンのようで、フュージョンのよう。  ただ、1stはウェストコーストのバンドらしく、カントリー的。  6thはイーストコーストのバンドらしく都会的。  この違いのみ。…

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ニック・ドレイク「ファイヴ・リーヴス・レフト<リマスター・エディション>」「ブライター・レイター」

 ニック・ドレイクの1stと2ndについて今日は書いてみる。  ニック・ドレイクは今まで3rdを持っていて、シド・バレットにも通じる暗く沈み込むようなフォークがなんか暗黒の美しさとも言うべき物を持っている。  1st、2ndも両方とも印象が違う。  どれも美しいのは美しい。  1stははシンプルで2ndは華やか。  その違いがある。  …

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スコーピオンズ「ラヴドライブ」「蠍魔宮~ブラックアウト」

 今日はスコーピオンズ。  まずは「ラヴドライブ」。マティアス・ヤプス時代の1作目。ウリ時代末期に見えたスラッシュ的なヘヴィネスなHM路線は抑えられて、同時に見えたコマーシャルな方向が強調された。結果、アメリカで売れ始めたので、まぁ、結果良しだったのだろう。  次いで「蠍魔宮~ブラックアウト」。マティアス・ヤプス時代の3作目。一般的にはアメリカナイズされてと言うが、漸く世の中…

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ケイト・ブッシュ「天使と小悪魔」、V.A.「カンタベリード・サウンズVol.1」

 今日は聴いたCDについて。  先週書く予定だったものを含めて2点書いてみる。  まずはケイト・ブッシュの「天使と小悪魔」。日本では「嵐が丘」でお馴染み。あのコケティッシュなイメージのみで聴くともしかしたら「違う・・・・・・」となるかも。もっと、何というか、プログレしている。そこが良い。  次いでは、カンタベリー系のマニアックなアンソロジー。しかも初期の。ソフト・マ…

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ブラー「シンク・タンク」

 今日は聴いたCDから。  一旦活動を休止する前の7枚目。  メンバー間の確執があったりだけど、割合面白いアルバム。  色々な音が聞こえる。  イギリスの音だけではない。  結構ワールドワイドなアルバム。  十年以上間隔が空く次の「マジック・ウィープス」にも通ずる物が有ると感じた。 広島ブログ

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ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 「ライヴ!」

 今日も聴いたCDについて。  今日はボブ・マーリーの1975年の傑作ライヴ盤。  1曲目の「トレンチタウン・ロック」から最終曲の「ゲット・アップ、スタンド・アップ」まで捨て曲無しの勢いのある演奏を堪能出来る。  このアルバムはとにかくパンチがよく効いているのでロックファンの私にも聴きやすい。それが全て。多分、純粋なレゲエとしては違うのだろう。欧米でロックのアルバム…

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ニール・ヤング「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」「ハーヴェスト」

 今日は、聴いたCDについて。  ニール・ヤングの2作品。  CSN&Y好きの私にとっては「デジャ・ヴ」の周辺アルバムであるので、あの頃のニール・ヤングを知りたくて聴いている。  特に「サザン・マン」。  これは、CSN&Yでも重要なレパートリーだし、そもそも、別にCSN&Yの曲だと言っても過言ではない。  ・・・・・・。  と、思う。…

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バート・ヤンシュ「若者の不思議な世界」、ポール・ロジャース「ライヴ」

 今日は聴いたCDについて2点。  まずは、バート・ヤンシュの1stから。  これはなんといっても弾き語りフォークのスタイル。ギター1本持って割とブルージーなサウンドを聴かせる。同時期のドノヴァンと似てると感じたが、ドノヴァンには華がある事に気付いた。  それより何より、デーイヴィ・グレアムの「アンジー」だろう。この曲ほぼ同時期にポール・サイモンも録音している。デイ…

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オーティス・レディング「ヨーロッパのオーティス・レディング」

 今日も聴いたCDについて。  オーティス・レディングの1967年のライヴアルバム。  「リスペクト」や「愛しすぎて」といったオリジナルから「シェイク」や「マイ・ガール」といったソウルのカバー、「サティスファクション」や「デイ・トリッパー」といったロックのカバーと、割とバラエティに富んでいる。  「サティスファクション」や「デイ・トリッパー」は有名なカバーだが、これ…

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PFM「ライヴ・イン・ノッティンガム 1976(2CD リマスタード・エディション)」

 今日は聴いたCDについて。  チョコレート・キングス期のライヴ音源。  ベルナルド・ランゼッティがいるので「クック」よりもバラエティに富んでいる。  でも、音が余り良くないのよ。  あくまでも、ボックスセットのおまけを単独で売ったという感じだ。  でも単独で出すだけのことはある。演奏は素晴らしい。プログレ慣れした英国でのライブなので演奏する方も…

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ファミリー「ア・ソング・フォー・ミー」

 今日も聴いたCDについて。  今日はファミリーの3rdアルバム。  リック・グレッチがブラインド・フェイスを結成したために、メンバーチェンジして録音された作品。それにサックスも変わったし、という事で、メンバーチェンジによる演奏面での変化が大きいが、フロントマンが変わってないので、意外と連綿と続く音だ。  1970年初頭の通り、泥臭いサウンドになっている。良い意味で…

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ドゥービー・ブラザーズ「ドゥービー・ブラザーズ・ファースト」「ミニット・バイ・ミニット」

 今日は聴いたCDについて。  ドゥービーズの極端な2枚。  1stと1978年のヒット作。ある意味対極にある作品。ワイルド且つフォーキーなロックと、柔和でメロウなロックという。  この対比面白い。  ひとえに、トム・ジョンストンと、マイケル・マクドナルドのキャラクターの差だったりするのだが・・・・・・。  どちらが良い悪いではない。 …

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ニール・クリスチャン&ザ・クルイセイダーズ「FEATURINGジミー・ペイジ/ニッキー・ホプキンス/リッチー・ブラックモア」

 今日は聴いたCDについて。  ニール・クリスチャンのアンソロジー。  ジミー・ペイジ好きの私にとっては、ある意味全体3分の2程はジミー・ペイジのアンソロジーと化しているので、それで楽しめる。  残り3分の1はリッチー・ブラックモアのアンソロイジーともとれる。  リッチーは若くともやはりリッチーだった。  ジミーは、良くも悪くもセッションギタリス…

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ステファン・グラッペリ「ヤング・ジャンゴ」

 今日は聴いたCDについて。  ヴァイオリニストのステファン・グラッペリがジャンゴ・ライアンハルトの楽曲等を若いミュージシャンたちと演奏した盤。  どれも、若い人たちの胸を借りてリラックスして演奏している。  それにしても、気心の知れたフィリップ・カテリーンが素晴らしい。  広島ブログ

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パトリック・モラーツ&ビル・ブルーフォード「イン・トーキョー」、ビル・ブルーフォード / ミケル・ボルストラップ「シアー・レックレス・アバンダン」、ビル・ブラフォード「マスター・ストローク'78-'85」「アースワーク・コンプリート 24ディスク・デラックス・ボックス」「パーカッション・コレクティヴ」

 聴いたCDについて。  昨年買ったビル・ブラフォードのCDについて。  モラツ=ブラフォードのライヴアルバムは、ドラムとピアノによる即興演奏なんだけど、単なるアコースティック楽器同士ではなく、エレクトリック楽器も交えたライヴ。要はデュオの2ndの延長線上。  ブラッフォード&ボルストラップはモラツ=ブラフォードと同じピアノとドラムのデュオ。でも、ロックではなくジャ…

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フル・ムーン「フル・ムーン」

 今日は聴いたCDについて。  フル・ムーンの1972年の1stアルバム。  ニール・ラーセンとバジー・フェイトンのバンド、フル・ムーン。  そういえば、ラーセン=フェイトン・バンド名義の「フル・ムーン」なら聴いていたのだけど、こちらは遡ること10年弱なので、やはり、隙間の多い良い意味で1970年代初め頃の音だ。  これが良い。逆に良い。  ファ…

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ブルーノ・ワルター「ザ・コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション」

 今日も聴いたCDについて。  今日はワルターのコロンビア・レコードにおける全録音集。  結構、録音が色々良かったり悪かったりだが、ハイドンやモーツァルトからマーラーやRシュトラウスまでのドイツ物が中心。  そのどれもが活き活きと演奏されている。晩年の演奏だが、どれもハキハキしていてかなり迫力のあるカロリーの高し演奏ばかりだった。  月並みだが、やはりマー…

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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー「ドイツ・グラモフォン&デッカ録音全集」

 聴き終えたCDについて。  CDの方はとっくに聴き終えていたのだけど、DVDを観て無かったので観終わった今の段に書いてみる。  とにかく激しい。  そう思った。  だから、1947年の運命なんかもうカタルシスの連続。そういう演奏が真骨頂。ただ、当然それだけではない。  それでもやはり、昔の人なので、確固たる自分は持っている。それが上記の事なのだ…

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ワルター指揮コロンビア響演奏「ベートーヴェン:交響曲第9番『『合唱付き』」

 毎年、大晦日には第九を聴く。  今年はたまたまワルターのコロンビア録音全集を聴いている途中なので、上手い具合にタイミングを合わせて、ワルター晩年のコロンビア響とのステレオ盤を聴いてみた。  遅くて大きな演奏。  60年前の演奏だし、ワルターの録音のためだけに編まれた特別編成だけれども、熟れた感じが良かった。  そして、昔の人だからか、重心の低い腰の据わっ…

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ジャン=リュック・ポンティ「悠久なる宴~ベスト・オブ・ライヴ」

 今日も聴いたCDについて。  今日はジャン=リュック・ポンティの1997年リリースのライヴアルバム。久々に日本で発売されたアルバムだそうだ。しかも、80年代後半以降のアルバムからの選曲が中心なので70年代の様なプログレファンが好みそうなドラマティックな超絶ジャズロックを期待すると肩透かしを食らう。ただ、メロディが良いのは変わらないので、そこを中心にリラックスした演奏を聞くようになる。…

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コロシアム「タイム・オン・アワ・サイド」

 今日も聴いたCDについて。  今日はコロシアムの2015年のラストアルバム。  というのが、リーダーのジョン・ハイズマンがサックス担当のメンバーで奥さんのバーバラ・トンプソンの病気を理由に「このアルバムで終わり」ということにしていたので、ラストアルバムとなった。  もっとも、ジョン・ハイズマンが2018年に亡くなったので、それで全ては終わりなのだが・・・・・・。 …

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