帚木蓬生「風花病棟」

 今日も読み終えた本について。  小説。  何冊目だろう。  帚木蓬生の本。  軍医の話ばかりの短編集である二部作の「蠅の帝国」「蛍の航跡」と似た種類の医者を主人公にした短編集。  というか、この話が書けたから、軍医の話を書いたのだろう。  ただ、軍医の話もあるけどもっと広範な色々な医者の話が10話。  「安楽病棟」の様に監獄…

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今村昌弘「屍人荘の殺人」

 今日も読み終えた本について。  小説。  今村昌弘のデビュー作。  昨年末、映画を観て面白くて、「原作を読むぞ!」となっていた。  で、本格派推理の館物。  この作品は割とストレートでオーソドックスな作品。  でも、でも、クローズドサークルを作る方法が非常に突飛。それがこの作品の勝利の条件。  後、二人ののホームズが一人の一…

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海堂尊「夢見る黄金地球儀」

 読み終えた本について。  今日は海堂尊の桜宮サーガ番外編。  色んな作品に出てくる「黄金地球儀」の話。  ジャンル的にはコンゲーム小説。  この著者のライトな語り口が徹頭徹尾徹底されている。  とにかくジャットコースターのように勢いで押しまくる。 広島ブログ

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誉田哲也「ヒトリシズカ」

 DVDで買ったこの作品のドラマを観たのが最初。  そもそも、何の情報もなしに買ったDVDが面白かったからだ。  主役の役が夏帆だったから。それだけで買ったもの。  という事で、今日は、この本を読んだ話。  原作。  物語は5つ。  全て殺人事件。  その全てに関与する少女が主人公。  その子の半生を描いた話。 …

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横溝正史「本陣殺人事件」

 読み終えた本について。  今回は小説。  横溝正史。  金田一耕助のデビュー作。  著者が疎開先で地元で十数年前に起きた殺人事件について聞いた事を書いたという体のモノ。  本格派推理劇の手本のような作品。  雪に閉ざされた館物、名歌の骨肉の争い、凝りに凝ったトリック、おどろおどろしい背景と、とにかくミステリー仕立てにするために全てが有…

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誉田哲也「シンメトリー」

 読み終えた本について。  誉田哲也の姫川玲子シリーズの第三弾。  短編集。  このシリーズがドラマになったとき、映像化された作品が結構ある。しかも2回のドラマ両方共で選ばれた作品もあるほど、制作者がドラマ化したい作品が多数含まれているという事だ。  後、姫川玲子の思い出話も多く、そういう短編集なんだなと思う。 広島ブログ

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海堂尊「アクアマリンの神殿」

 今日も読み終えた本について。  小説。  海堂尊の桜宮サーガの一作品。というよりサイドストーリー。  新聞に連載された青春小説的ラノベ。  因みに、「モルフェウスの領域」の続き。  前作がコールドスリープを扱ったSFであるので、そういう側面もある。  という事で、ジュブナイルとして楽しんだ。  ライトな青春モノというのは割と…

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藤崎里菜写真集「first」

 読み終えた本について。  今日も写真集。  藤崎里菜の1st写真集。  実は現在手に入りにくい。  なんかねぇ、マネキンのように均整が取れている訳ではないが、自然の造形美を思いっきり感じられる。  そんな肢体が楽しめる写真集だが、そもそも、そのプロポーションをクッキリ浮かび上がらせる写真を撮る事が出来る撮影者である西田幸樹に乾杯だ。 …

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河合あすな「brilliant」

 読み終えた本について。  今日も写真集。  河合あすな。  印象は、かわいさを強調する写真が多い事。ただ、撮影者は、かわいさ一辺倒ではバリエーションの問題が出てきて、一本調子になるからと考えたのか、いくらかセクシーなのも撮っているが、モデルと写真家の能力から考えると、可愛らしい写真の方が圧倒的だ。  そういった写真集。  個人的には、傑…

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坂ノ上朝美写真集「わすれな草」

 読み終えた本について。  今日は結構古い本。  2013年に出版。  坂ノ上朝美が引退後に契約消化のために出版された写真集。  確か引退後半年たってだったような。  更にその半年後には主演映画が公開されるとか。  その半年後にも確か雑誌にグラビアが載るなど、引退前の約束とはいえ、随分引っ張ったモノだと思う。  しかも、皮肉に…

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夕美しおん1st.写真集「Love Mission」

 今日も読み終えた本について。  写真集。  夕美しおん。  彼女の魅力は真一文字に結んだ口なのだが、口角を上げて「にっこり」した表情もかわいいのだけど、それ以上に真一文字の口の格好良い事、格好良い事。  きわどい写真も多いが、実は、それも似合っている。  とにかく、色々褒め所の多い写真集だ。 広島ブログ

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唯井まひろ写真集「まひろん」「I'm here」

 今日は読み終えた本について。  写真集。  唯井まひろの2冊の写真集。  可愛らしい女の子だけど、「I'm here」の方が特にその特徴をよく引き出せている。そもそも、爽やかな印象を感じていなかったのだけど、「I'm here」で爽やかだって思ってしまった。  こういう事ってあるのね。 広島ブログ

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似鳥鶏「迷いアルパカ拾いました」「モモンガの件はおまかせを」「七丁目まで空が象色」

 読み終えた本について。  今日は似鳥鶏の楓ヶ丘動物園シリーズ。  第三弾と第四弾と第五弾だ。  似鳥鶏のミステリーは所謂新本格派に属するの。  しかしながら漫画的なキャラの立ち方をする作品が多く。割とヘヴィーな内容でも、そのキャラで薄められてしまう。  それによく下調べをして注釈もいっぱい付けるタイプの\作家なので、小説家のの蘊蓄を堪能したい人…

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東川篤哉「魔法使いと最後の事件」

 読み終えた本について。  今日は東川篤哉の最新作。  魔法使いマリィシリーズの第四弾。前回第三弾で終わりっぽいかったが、中途半端だったので、第四弾が出てきちんとした形で決着が付いて嬉しい。というか、まだ続きそうな最後だった。  倒叙物のシリーズで、パターン化された作品だけど、魔法使いが登場人物にいるなど、考え抜かれたライトミステリーで、肩の力を抜いて読む事が出来た…

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似鳥鶏「目を見て話せない」

 読み終えた本について。  コミュ障の大学生を主人公に据えた学園ミステリーの連作短編シリーズ。  ライトミステリーではあろうけど、ストーリーは決してライトではない。  そもそも、主人公、仲間がいる時点でコミュ障ではないよなとツッコミを入れたくなる。  でも、いつも通り著者のコミュ障に対する綿密な下調べの結果が本文や注釈に現れている。 広島ブログ

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横溝正史「悪魔が来りて笛を吹く」

 読み終えた本について。  横溝正史の長編推理小説。  東京が舞台のしかも斜陽族の物語り。  でも半分は神戸が舞台だったり、著者得意の因縁深い話があるので深い。  館物の典型。  血縁的な因縁も恋はなしなので、社会派推理劇としても、館物の本格派推理劇としても秀逸。 広島ブログ

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大倉崇裕「福家警部補の報告」「福家警部補の再訪」

 読み終えた本について。  倒叙物のシリーズ「福家警部補」の第二弾と第三弾。  でも、変則的な物が多い。  第二弾の方がバラエティに富んでるかな。  倒叙物ですらない話を含む第三弾も良いが、質は第二弾。  個人的には、第二弾の「相棒」が白眉。 広島ブログ

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西澤保彦「回想のぬいぐるみ警部」

 今日も読み終えた本について。  今日は、西澤保彦のライトミステリーシリーズ。  主人公の警部がぬいぐるみ好きという設定のキャラ。  後は普通の警察小説。  因みに第三弾。  昔の話で出ていたJK再登場で、主人公食っちゃってる。  という事で個性的な探偵役の集う警察小説といった趣向の短編集。 広島ブログ

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七尾与史「偶然屋」、門井慶喜「ホテル・コンシェルジュ」、横溝正史「八つ墓村」

 今日は読み終えた本について。  ここで、先週と今週と2日書いてない日があったので、それをプラスして3日分の合計3冊分書く。  1冊目は七尾与史の「偶然屋」。  探偵ではないのだけど、結果として真似事をしてる格好の話。結局の所、全然違う職種なんだけど、そんな連中が活躍するサスペンス。  2冊目は門井慶喜の「ホテル・コンシェルジュ」  ホテルの受付スタッフがやっか…

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小泉ひなた1st.写真集「HINATA1st.」

 読み終えた本について。  写真集。  ついこの前、2nd写真集を買ったので、買って無かった1st写真集を買ったというわけ。  一言で言うなら、エロい写真集の鑑だな。  肌の質感は賛否両論あるかもしれ無いけど、とにかく、傑作だと思う。 広島ブログ

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似鳥鶏「シャーロック・ホームズの不均衡」「シャーロック・ホームズの十字架」

 今日は読み終えた本について。  小説。  似鳥鶏のライトミステリー。  著者のネタ帳にメモってるトリックの蔵出しシリーズとも言うべき、それくらいトリック本位なシリーズ。  ちゃんとしたSF的設定もあるし、コンペ的ノリもあるのだけど、そのどれもがトリックの為という。  これだけ、トリック本位だと清々しい。  でも、割と話の内容はヘヴィー…

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似鳥鶏「理由あって冬に出る」「さよならの次にくる <卒業式編>」「さよならの次にくる<新学期編>」「まもなく電車が出現します」「いわゆる天使の文化祭」「昨日まで不思議の校舎」「家庭用事件」

 読み終えた本について。  似鳥鶏の私立高校シリーズ。現在まで第六弾まで出版されている。  でも、第六弾が出版されてもう4年。次はいつ出るのでしょうね。  それは良いとして、これ、主人公が良くも悪くも不幸体質。  でも、それは似鳥鶏の作品ではよくある事。  一見平凡な主人公と、切れ味鋭い探偵役の先輩。行動力抜群の年上の彼女。  この絶妙…

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七尾与史「トイプー警察犬 メグレ」「トイプー警察犬 メグレ 神隠しと消えた殺意の謎」

 読み終えた本について。  警察犬を使うハンドラーと女性刑事のに視点で進むミステリー。  警察犬が特殊能力を持っていて、それが非常にファンタジックな設定ではあるのだが、特殊能力で全てを解決するわけではない。  なので、どこまで行っても無理筋な設定だけど、警察犬の活躍はあくまでもヒントでしかないので、結局事件を解決するのはハンドラーと女性刑事によってという事になる。 …

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小泉ひなた写真集「優しく溢れて」

 今日は読み終えた本について。  写真集。  小泉ひなたの2nd写真集。  今度はまるでカタログのような写真集。  これはこれで面白い。  もう似合ってようが似合ってなかろうが、コスプレをどんどんさせて次から次へ七変化。  良い。 広島ブログ

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乃木蛍写真集「あまい水」

 読み終えた本について。  今日も写真集。  乃木蛍の2nd写真集。  今回は写真の質感が如何かなぁ。  要は、被写界深度浅めでピントの合ってる範囲が狭いので、全体的に絵の具で塗ったような質感になってた。撮影者の狙った効果なのだろうけど、ちょっと不自然に思えた。  ただ、これが被写界深度浅めの理由なんだろうけど、とにかく接写多用。こちらは正解だと…

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伊賀まこ写真集「I feel good」

 読み終えた本について。  今日も写真集。  伊賀まこの。  スレンダーな女の子。  表情が固定なのが気になったが、それが個性だと思ったらなんか楽しくページをめくる事が出来た。  逆に利点にしていると思う。 広島ブログ

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川島和津実「azumix―川島和津実・全仕事」

 読み終えた本について。  写真集。  ずっと昔にでた写真集。  川島和津実のデビューから引退までの1st及び2nd写真集以外の写真。雑誌掲載写真、宣材、カメリハ等々。  トータルコンセプトで作り込んでいないから、実はこちらの方位が魅力が透けて見える。  特にデビュー頃のリハーサルにこそ本質を観た。 広島ブログ

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似鳥鶏「彼女の色に届くまで」

 読み終えた本について。  小説。  画家のミステリー。  画家の卵が新たな才能を見付けて、その新たな才能が日常の謎を解いていくというモノ。  最後は、彼らしい最後いとなっている。連作短編の顔をして実は長編だった。  という・・・・・・。  そして、基本的には絵にまつわるミステリー。  新感覚の一作。 広島ブログ

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