ポール・ロジャース「ザ・ロイヤル・セッションズ」

 ここの所ずっと上げているsっyねんまえに買って聴いたCDについてのシリーズ。

 今回はポール・ロジャースの2014年現在の最新作。


 こいつはオリジナル作でなくメンフィスのスタジオで録音されたソウルナンバーのカバー集。


 録音の地が地だけに、オーティス・レディング、アルバート・キング、アン・ピープルス、アイザック・ヘイズの曲をカバーしている。特にオーティス・レディングは全10曲中5曲のカバーという状態だ。


 さらにボーナストラックが3曲収録されているが、そちらは1曲オリジナルであるモノの、後はサム・クックのカバーという徹底ぶり。


 という事で、このアルバムは彼のブルー・アイド・ソウル・シンガーとしても面目躍如となっている。過去にマディ・ウォーターズのカバー曲集を出したことがあったが、彼方がアメリカの北側なら今度は南側という趣だろうか。ただ、前の時はソウルというよりアーバンなエレクトリックブルースをハードロックのマナーでアルバム1枚作っちゃいましたって企画だったのだけど・・・・・・。


 今回はそうでは無く、メンフィスで地元のレコーディングスタジオとそこのハウスバンドで録音している。だからいつものように力みまくってコブシが唸りを上げる彼唯一無二のロックボーカルスタイルではなくさらっとした感触である。


 これがバンドのサウンドともマッチしていて、ポップで明るく楽しくファンキーなアルバムとなっている。


 これは面白い。

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