中村希明「犯罪の心理学―なぜ、こんな事件が起こるのか」

 読み終えた本について。


 精神科医による犯罪心理学の本。講談社の科学系新書であるブルーバックスで刊行された本なので、心理学のガチガチの専門書かと思いきや、実際に事件や映画文学などの豊富な事例を通じて、犯罪における心理というモノを紐解こうとしているどちらかというとルポタージュに心理学的専門内容をぶっ込んでいるようなモノだった。


 さらには、そこから踏み込んで、冤罪の起きうる仕組みについても考察していいる。これまた実際の事件をレポする形を発端にして。実際の事件でありがちな自白から、その自白が嘘でも切り崩せなくて冤罪になってしまうという構図。これを解説して、さらにはなぜ嘘の自白をしてしまうのかという話に踏み込む。


 このようなことから、犯罪を心理学的側面からつまびらかにする。


 そういう本。


 事件ルポだけど、やはりブルーバックスの本だと感じた。


 心理学者が心理学的側面から事件をルポした本。


 これが読後の印象だ。

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