帚木蓬生「カシスの舞い」

 読み終えた本について。


 帚木蓬生が1983年に刊行した小説。


 日本から研修医として赴任している男が主人公の医療ミステリーというかサスペンス。


 かなりおどろおどろしい筋ではあるが、それよりも、舞台である南仏はマルセイユ及びカシスの美しい風景や人々との愛溢れた交流の様が延々描かれるので、そいつを堪能出来る。


 しかし、その中でも事件は進行して行き、不穏な空気が作中に漂っている。そのバランスが非常に良い。


 著者初期の良作。

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