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zoom RSS 兵藤裕己「後醍醐天皇」

<<   作成日時 : 2018/10/26 23:38   >>

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 今日は読み終えた本について。


 久し振りの新書の歴史物だ。


 岩波文庫の最新の「太平記」の校訂者による「後醍醐天皇」の評伝だ。


 読んで率直に思った事は網野善彦の論の強烈さだ。それを越えるために骨を折った労作という事が、この本を一言で語るなら、それに尽きる。


 異形異類の存在。


 それが網野善彦が一般にイメージさせ定着させた(直接的ではないが・・・・・・)後醍醐像だ。


 亡くなって14年、専門家の間での影響はそれほどでもなくなってきた昨今、改めてこのような本が出てくる事が、このことの底の深さを思い知る。


 しかし、この本は、それだけではない。


 それはあくまでもこの本の中に含まれる論の一つで、後醍醐天皇の後の扱われ方の話を導入に現代日本の「国体」論に持っていく辺りが上手い。


 そして最終的に日本論を語る。


 つまり、後醍醐天皇の活躍した頃が今の日本の端緒だという事だ。


 これ凄い。


 労作だと思う。

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