先日買ったモノを読み終えた。昨秋にこの書の第一弾を買って読んだのだけど、その想いはほぼ同じ。
第一弾でしっかり作り上げた主人公と狂言回しのキャラクターを強烈に印象付けるためのストーリーとなっている。ミステリーなのだけど、起きている事件、そして、その展開はすべて主人公の性格で説明が付くという「キャラクタが立っている」事が全てとは言わないが、この物語の最重要事項ではある。
なので、読んでいて主人公が事件を理解した分が読者に情報としてもたらされるという。一応、狂言回しが理解しした事が読者に情報としてもたらされるというミステリー小説の掟は、表面上は存在する。
これをやってしまったが為に、実は、プロットが複雑になって第一弾に比べて読みにくくなっている。一読しただけでは展開が頭には行ってきにくい場所がある。特にスピード感を要求されるような場面では、登場人物の理解が追いついていないため、描写が複雑かつ曖昧になるので「そう」思えるのだろう。
しかし、相変わらずの主人公の趣味とそれに伴うストーリー展開は見事の一言に尽きる。受け付けない人に対する度合いは全開を上回るかもしれ無い。前回は「趣味のために自らの意思でその信念を全うした」という強固な主人公の意思が見て取れたが、今回は最終的に「それ」以上の事が起きてしまったからだ。そして、「そのせい」で巻き添えまで出ているし・・・・・・。
という事で、さくっと読めたし後味も最悪だけど、ちゃんと前作を踏襲し同じシリーズとして成立させきっちり、しかも今回ミステリーとしての魅力を強く出来ているので、今回も楽しく読む事が出来た。
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